- 2021/02/21
- 歯の寿命をのばす予防歯科
歯の寿命をのばす「コツ」とは
「歯の寿命をのばす予防歯科」を実践する姫路市飾磨区のおかもと総合歯科です。
歯の一生について、これまでのブログにて歯が寿命を迎える時やそのプロセスについて
お話してきましたが、今回は「歯の寿命をのばすコツ」として、このブログを読んでいる皆さんの人生において
是非実行してほしい内容をお伝えします。
コツ① 正しいホームケアを行うこと
毎日歯磨きしている人が大半ですが、それでも「約8割の人が歯周病に罹患している」ことを考えてみると
ホームケアでうまく細菌を駆除できていない可能性があります。
歯磨きしているけど「実際は磨き残し」があるもので、特に歯と歯の間や、歯列不正部、銀歯と歯茎の隙間、
など古いプラークが停滞していくわけです。人それぞれの磨き残しは、本人では気づかないもので、
予防歯科できちんと指摘してもらうことから始めましょう。
コツ② 「痛いところがない」ことを「健康」と勘違いしない事
痛くないから、問題がないってことではありません。
ここを勘違いしている方があまりにも多すぎます。
「虫歯」も「歯周病」も痛みがなく進行します。
「虫歯」で「しみる、痛む」症状が出た時は神経症状ですから、「神経を取った歯が抜歯になる理由?」のブログ
でお話した通り、歯の寿命に直結する重大局面です。
痛くないから大丈夫と思う心理は良く分かりますが、それは何の根拠もない事ですよ。
実際、当院で精密検査をしたときに見つかる虫歯の量に驚く方がたくさんいらっしゃいます。
コツ③ 3カ月に1回、メンテナンスを受ける事
自分の歯のトラブルに気付くのは、何か症状が出た時だけです。
定期的に予防歯科を受けていただくことで、早期に発見できるトラブルも多いものです。
自分で気付くまで進行した虫歯と、予防歯科のチェックで発見された虫歯と比べると
その歯の寿命は比べ物にならないし、治療の回数、費用、削る量、すべてにおいて患者さまの負担を
減らすことは明白です。「予防歯科」は最高に「得」をします。
ちなみに当院では「定期検診」と「メンテナンス」は別物という認識です。
いかがですか?
ご自分の将来のお口の健康がイメージできましたか?
「年を取ったら、入れ歯になる」な~んて思ってはいけませんよ。
絶対に、「いつまでも、自分の歯でしっかり食事ができる」ために、いますぐ予防歯科に行ってください。