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2021/04/11
歯の寿命をのばす予防歯科

予防メンテナンスはどのタイミングで受ける?

「歯の寿命をのばす予防歯科」を実践する姫路市飾磨区のおかもと総合歯科です。

新型コロナウィルス感染予防対策として、口腔衛生管理が非常に重要であることはみなさんご存知ですよね。

口腔衛生管理には、「ホームケア」と「プロフェッショナルケア」があることをご存知ですか?

「ホームケア」とは、ご家庭で毎日行う「歯磨き」のことです。

では、「プロフェッショナルケア」とは何でしょう?

毎日行う、「歯磨き」では綺麗にできていない部分のプラークや歯石、バイオフィルムといった古い汚れが蓄積してきます。

えっ!毎日しっかり歯磨きしてるし、そんな汚れなんかないよ。と思っている方!

ご注意くださいね。

電動歯ブラシ、音波歯ブラシ、高価な薬用歯磨き剤、薬用うがい薬、などお口のケアには有効なものもたくさんありますが、

お口の中には、人それぞれ口腔細菌の質が違います。そして、必ず古い汚れ、目に見えない細菌が増え続けていることを忘れないでください。

この古い汚れや、目に見えない細菌こそが歯周病を引き起こす最大の要因ですよ。


「毎日のホームケア」だけでは絶対に予防は無理。

必ず「歯医者でのプロフェッショナルケア」が必要です。

これが当院で行っている予防メンテナンス「トータルクリーンプログラム」なのです。

施術内容は前回お伝えしましたね。

問題は、コロナ禍では「歯医者での感染が怖い」という方もいらっしゃるでしょう。

では、予防メンテナンスはしばらく受けなくても口腔衛生状態は大丈夫なの?

答えは、NO!です。

コロナが怖くて歯医者に行けない場合は、やはり口腔内でバイオフィルムや細菌が増えてきて

状態は悪くなります。逆にコロナウィルスに感染しやすくなってしまうのが怖いです。


お口の中で、目に見えない歯周病菌がどのくらいのペースで増えるのか、検証してみました。

当院のスタッフのお口の中の歯周病菌をPCR検査を使って、モニタリングしました。



わかりやすい様に、もともとお口の中にいた歯周病菌を院長の施術で除菌療法をしました。

除菌直後、34まで減少した歯周病菌は、3ヶ月後に1000を超えました。

歯磨きは、かなり綺麗にするスタッフですが歯周病菌が増え始めました。

では、まとめ。

不要不急の外出は、コロナウィルス感染リスが高まりますが、「歯科医院での予防メンテナンス」は

「不要不急」ではないという結果になってしまいました。

しばらくメンテナンスに行けてないけど、大丈夫かな?と思っている方がいらっしゃいましたら、

「予防メンテナンス」に行きましょう。

コロナ対策しているから、100%感染しません、とは言い切れませんが

歯科医院でのコロナ感染の報告は耳にしません。

歯医者に1回行って、コロナに感染するリスクと、予防メンテナンスを受けずに口腔内衛生状態が

悪くなり、虫歯、歯周病、コロナ感染のリスク。

不安な毎日を過ごす上で、少しでも判断の助けになると幸いです。

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