- 2020/09/22
- 歯の寿命をのばす予防歯科
歯を失うと、同時に失うものがある。
「歯の寿命をのばす予防歯科」を実践する姫路市飾磨区のおかもと総合歯科です。
前回は、「日本人の歯の寿命はとても短い」。その理由をお話ししましたね。
今回は、歯を失う事で、もっと大切なものを失うことに気付いてほしいと思います。
「安心していると、40代くらいから歯を失うリスクが高まるのですね」
「しかも、1本失うと、その後歯を失うスピードが加速するそうです」
「そんな事、普通知らないし」
「もっと早く教えてよ」って思いますよね。
誰でも、歯を失いたくないし、「入れ歯」なんて一生イヤなものですよ。
1本でも、歯を失う事って「お口の健康」からみると大変なことなんです。
たかが1本歯を失ったくらい、大した事ないし「まだまだ何でも食べれます」
な~んて呑気なこと思っていたら、加速的に歯を失いますから注意ですよ。
さて、想像してみましょう。歯を失ったら、どんなデメリットがある?
① 1本でも歯を失ったら、失ったほうでは食事しませんよ。無意識に反対側で噛んでいます。
(これって、よく噛める とは言えませんよね。)
まだまだ、デメリットがあります。
② 医療費が高くなる
気付いていないようですが、「歯は体の健康と直結している」ことを証明しているデータですね。
③ 唇や頬のシワが増える
上の前歯を失ったら、鼻の下にシワができますし、
奥歯を失って噛み合わせが低くなると唇がへの字になって、口元が一気に老けます。
④ 脳卒中、心筋梗塞、肺炎などの命に係わる病気のリスクが高くなる
これは、歯を失う原因が主に「歯周病」であることから、
歯周病細菌が全身に及ぼす悪影響として有名な話です。 ⇐ 知ってました?
⑤ 生活の質が変わる
歯がたくさん残っている人と、そうでない人は生活行動に大きな差が出ます。
歯をたくさん失うと、趣味、旅行、散歩など 外に出るよりも家の中で過ごす時間が増えます。
これは、人とのコミュニケーションを避けるようになる心理が関係しているのかもしれません。
このように、あまり想像することがない「歯を失う事による、5つの悪影響」をみてみると
お口の健康は、人生を変えてしまうかもしれない。といっても過言ではありませんね。
次回は、実際に歯を失う原因と体質についてお話します。