- 2020/11/19
- 歯の寿命をのばす予防歯科
神経治療した歯が、長持ちしない3つの理由
「歯の寿命をのばす予防歯科」を実践する姫路市飾磨区のおかもと総合歯科です。
前回の復習です。
「神経を取った歯の銀歯」は歯の寿命を迎える一歩手前の状態であることを説明しましたね。
虫歯治療で「歯の神経を抜く」ことは、ごく当たり前のように思われるかもしれませんが、
痛みから解放される反面、歯の寿命は一気に最終ステージへ進みますので
「痛みが出るまで、進行させちゃダメダメ!」ということですよ。
今回は、「歯の神経を取ってしまうと、その後どんなトラブルが起こるのか?」についてお話します。
トラブル① 毎日の噛む力で、ある日突然「根」が割れる
トラブル② かぶせ物の中で虫歯になり、「根」が腐ってしまう
トラブル③ 「根」の中の深いところで、ばい菌が悪さをして、骨が膿んでしまう
これらのトラブルはどれも、治療しても回復不可能な場合が多いので「抜歯」となるケースです。
神経を取った後の「銀歯」はたくさん削られた後なので、実はもともとの歯の部分はあまり残っていません。
だから、何度も治療を繰り返すことができない事も以前お話ししましたね。
神経を取って、「痛み」を感じないので虫歯の進行にも気づかないでしょう。
もう、寿命を待つだけなの?とあきらめないで!
「虫歯」をつくらないために出来ることがあります。⇐ 日頃のお手入れと食習慣
「虫歯」になっても早期であれば治療できるかもしれません。⇐ 定期的な予防プログラムでの来院
「歯の寿命をのばす予防歯科」では、少しでも長持ちさせる方法を一緒に取り組んでいきます。
次回は、今回のトラブル①について「かぶせ物で治療しても、また虫歯になるの?」について
詳しく説明しますね。